ぱろちゃん@キンショウジョウインコ

手術を受けたキンショウジョウインコのぱろちゃんのご紹介です。

ぱろちゃんは、10歳9ヶ月の男の子です。2日前から食欲元気が無く、吐き気があるとのことで来院しました。診てみると、便がほとんど出ておらず、脱水症状が見られました。レントゲン検査をしてみると、腸内に結石があるのが見つかりました。結石による腸閉塞と診断し、緊急手術を行なうことになりました。

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ぱろちゃんのレントゲン写真です。お腹に巨大な結石があるのが分かります。

手術は、まずお腹を逆L字切開にて開腹しました。お腹の中を確認したところ、結石は十二指腸内にあり、結石が停留している付近の腸間膜に膿が溜まっているのが確認されました。まず結石がある部分の腸を炭酸ガスレーザーメスで切開し、結石を取り出しました。切開部から腸管内を確認したところ、穿孔を起こしており、膿が見えていました。腸間膜には膵臓もあるため、膿を切除した場合、組織を再建できないと判断し、膿は切除せず吸収糸で腸を縫合しました。その後お腹を縫合して、手術は無事成功しました

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こちらが取り出した腸管結石です。
術後は順調に回復し、本日無事退院しました

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退院時のぱろちゃんです。結石が取れて良かったね今後穿孔部がどのように治癒するか予測が付きませんので、しっかりと経過を見ていきましょう
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ほっぺちゃん@オカメインコ

手術を受けたオカメインコのほっぺちゃんのご紹介です。

ほっぺちゃんは、10歳4ヶ月の女の子です。2月末に卵塞症を起こし、圧迫排出を試みましたが産道が開きませんでした。そのため、卵管内で卵に穴を開け、内部を吸引後、殻を破砕して出そうとしましたが、全て排出できず殻が残っていました。3月20日に再び卵が出来ましたが、やはり産道が開かず産めないため、手術を行なうことになりました。

手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。お腹の中を確認したところ、卵管穿孔を起こしており、残っていた殻がお腹の中に飛び出していました。殻は、十二指腸を覆うように癒着していました。まず卵が停滞している部分の卵管を切開し、卵を取り出しました。次に十二指腸を傷つけないよう癒着を剥がして、殻を切除しました。その後卵管を摘出して、手術は無事成功しました

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退院時のほっぺちゃんです。お腹が楽になって良かったね今後も発情しないよう生活に気をつけていきましょう
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ピーちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコのピーちゃんのご紹介です。

ピーちゃんは、7歳1ヶ月の女の子です。以前に腹壁ヘルニアの手術を受けたことがありますが、今回は排泄孔の尾側にヘルニアができてしまったため、復手術を行ないました。

手術は、まずヘルニア嚢を電気メスにて切開しました。内部を確認したところ、内部に卵胞様の嚢胞があったため、これを切除しました。次にクロアカを腹腔内へ押し戻してヘルニア嚢を整形して、手術は無事成功しました

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退院時のピーちゃんです。おしりが戻ってよかったね今後もしっかりと発情抑制していきましょう
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