しろちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコのしろちゃんのご紹介です。

しろちゃんは、4歳4ヶ月の男の子です。愛媛県から来院しました。以前から尾脂腺を齧って出血するため、エリザベスカラーを付けて齧れないようにしていましたが、最近になって尾脂腺が腫れて、分泌物の漏出が多くなっていました。腫瘍化した可能性があるため、手術を検討しましたが、手術をするのであれば、当院で行いたいとの希望があり、紹介され来院しました。診てみると、尾脂腺が腫れており、周囲が分泌物がこびりついていました。尾脂腺腫瘍を疑い、手術で取ることになりました。

手術は、尾脂腺周囲の皮膚を電気メスで切開し、次に電気メスとレーザーメスを使って尾脂腺を剥離して摘出しました。傷は皮膚が伸びないため縫合せず、創傷被覆材を貼り付けてテーピングをして、無事手術は成功しました

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退院時のしろちゃんです。しこりが取れて良かったね病理組織検査の結果、腫瘍ではなく、炎症であることも分かりました。再発する心配もなくなりましたね。傷が治るまで、安静にしててくださいね
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マクビーちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコのマクビーちゃんのご紹介です。

マクビーちゃんは、6歳5ヶ月の男の子です。福岡県から来院しました。約2年前からろう膜が茶色になり、近医にてレントゲン検査を行なったところ、精巣腫瘍と診断されました。最近になってレントゲン検査で精巣が少し成長してきたため、手術を希望され来院しました。

手術は、まず腹壁をT字切開にて開腹しました。次に腸を除けて精巣を確認したところ、右の精巣の一部が腫瘍化していました。精巣靭帯を確認したところ、クリップを掛ける十分な余裕がありませんでした。クリップを掛けなければ、精巣への血流を遮断できないため、後腹膜と精巣の間にクリップを掛けたところ、後腹膜が破れて出血しました。出血を止めて、次にレーザーメスで精巣に穴をあけて内部を超音波乳化吸引装置にて吸引しました。次に腫瘍化している部分の摘出を行い、残りの精巣組織の摘出も試みましたが、後腹膜からの出血があるため、精巣全てを摘出することを断念し、追加のクリップで精巣への血流を遮断し、手術終了としました。

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退院時のマクビーちゃんです。今回は、腫瘍化していると思われる部分の摘出はできましたが、精巣の全摘出はできませんでした。精巣への血流は遮断しましたので、そのまま右の精巣は萎縮すると思います。今後も引き続き、定期的に精巣の経過を見ていきましょう
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チビちゃん@ジャンガリアンハムスター

手術を受けたジャンガリアンハムスターのチビちゃんのご紹介です。

チビちゃんは、2歳3ヶ月の女の子です。昨夜から出血しているとのことで来院しました。診てみると、陰部出血を起こしており、貧血が進んでいました。お腹の中にしこりがあるため、子宮腫瘍を疑いました。高齢で貧血を起こしているため、手術はリスクが高い状態でしたが、飼い主さんが希望されたため手術を行なうことになりました。

手術は、まずお腹を正中切開にて開腹しました。次に子宮を確認したところ、内部に血液が溜まっていましたが、しこりは出来ていませんでした。卵管の靭帯と子宮間膜をレーザーメスにて切断し、子宮体部を結紮して卵巣から子宮までを摘出しました。しこりは副腎付近に出来ているため、副腎腫瘍の可能性が考えられましたが、摘出できる場所ではないため、手術終了としました。

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退院時のチビちゃんです。術後は陰部出血も止まり、貧血も改善してきました。今後お腹の腫瘍のしこりの経過をみていきましょう
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