手術を受けたオカメインコのポンちゃんのご紹介です。
ポンちゃんは、9歳3ヶ月の女の子です。今日からぐったりして、呼吸が速いとのことで来院しました。診てみると卵詰まりを起こしていました。今まで産卵したことはなく、今回初めて卵が出来て、詰まってしまったようです。圧迫しましたが、全く産道が広がらず、卵の表面も不正であるため、手術で取り除くことになりました。
手術は特に問題なく、まずお腹を切って、次に卵管を切って卵を取り出し、手術は無事成功しました

卵の殻は不正に厚みがあり、表面が薄い褐色に変化していましたので、かなり長時間卵管内に停滞していたのではないかと考えられました。

退院時のポンちゃんです。お腹が楽になってよかったね

かなり肥満していますので、傷が治ったらダイエットを始めましょう
[2013年7月30日(火)]