手術を受けたオカメインコのひいなちゃんのご紹介です。
ひいなちゃんは、5歳以上の女の子です。1ヶ月前に譲り受けた時から、お腹が大きいとのことで来院しました。診てみると胸からお腹にかけて垂れ下がるほど大きな腹壁ヘルニアが出来ていました。ヘルニアは左の側腹部から出来ていて、中に大量の水が溜まっていました。かなり進行した状態のため、すぐに手術で治すことになりました。
ヘルニアを切ってみると、中に卵材を含む大量の腹水が出てきました。そしてヘルニア内には卵管が飛び出していました。まず卵管を全て取り除き、次に伸びて垂れ下がった皮膚を整形して、無事手術は成功しました


退院時のひいなちゃんです。重いのが取れてよかったね

皮膚の傷が大きいので、注意して見てあげて下さいね
[2013年10月28日(月)]