ゆうちゃんは、4歳1ヶ月の女の子です。千葉県から来院されました。卵が詰まってしまったため、近医を受診したところ、処置中に卵が割れてしまい、殻が出ないとのことで来院しました。診てみると、既に次の卵が出来ていました。まだ殻が出来ていない卵でしたが、圧迫して排出し、次に割れて残ってしまった殻をできるだけ取り除きました。
頻繁に卵詰まりを起こすため、飼い主さんとの相談の結果、卵管を取ることになりました。今回はかなり衰弱しているため、入院治療を行い、体力が回復したら手術を行なうことになりました。一度帰宅し、その後再び発情したため、手術を行なうことになりました。
手術は、特に問題なく成功しました


退院時のゆうちゃんです。これで2度と卵は産みませんが、卵巣は残っていますので発情はします。今後もしっかりと発情コントロールしていきましょう

[2014年11月29日(土)]