ぴぴちゃんは、3歳4ヶ月の女の子です。岩手県から来院されました。4月からお腹が大きくなり、徐々に大きくなってきたとのことで来院しました。診てみるとお腹は腹壁ヘルニアを起こしていました。また卵管内には卵が残ってしまっていました。ヘルニアを整復するため、手術を行なうことになりました。
手術は、まずお腹の皮膚をX字切開して、剥離しました。次にヘルニア嚢を切開し、卵管を露出しました。次に卵管を切開して卵を摘出し、その後卵管を摘出しました。そして脱出した腸をお腹に戻してヘルニアを整形し、無事手術は成功しました


退院時のぴぴちゃんです。お腹が戻って良かったね


[2015年8月30日(日)]