ぴっちゅちゃんは、3歳11ヶ月の女の子です。2~3週間前からお腹が腫れているとのことで来院しました。診てみると、かなり衰弱しており、緑色尿酸をしていました。超音波検査では、卵管内に卵材が入っており、卵材性腹膜炎が強く疑われました。このままでは助からないため、緊急手術を行なうことになりました。
手術は、まず腸の癒着が疑われたため、左側傍正中切開を行ないました。お腹の中を確認したところ、ひどい腹膜炎を起こしていました。卵管内の卵材を取り除き、その後癒着を剥がしながら卵管を摘出し、手術は無事成功しました


退院時のぴっちゅちゃんです。お腹が楽になって良かったね

