ぴっちゅちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコのぴっちゅちゃんのご紹介です。

ぴっちゅちゃんは、3歳11ヶ月の女の子です。2~3週間前からお腹が腫れているとのことで来院しました。診てみると、かなり衰弱しており、緑色尿酸をしていました。超音波検査では、卵管内に卵材が入っており、卵材性腹膜炎が強く疑われました。このままでは助からないため、緊急手術を行なうことになりました。

手術は、まず腸の癒着が疑われたため、左側傍正中切開を行ないました。お腹の中を確認したところ、ひどい腹膜炎を起こしていました。卵管内の卵材を取り除き、その後癒着を剥がしながら卵管を摘出し、手術は無事成功しました

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退院時のぴっちゅちゃんです。お腹が楽になって良かったねお腹の中からは、Peptostreptococcusが検出されました。感受性のある抗生物質を使って経過を見ていきましょう
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チビちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコのチビちゃんのご紹介です。

チビちゃんは、3歳の女の子です。2ヶ月前からおしりの後ろが膨らんでいるとのことで来院しました。診てみると排泄孔尾側ヘルニアを起こしていました。レントゲン造影検査をしてみると、ヘルニア内に腸は脱出しておらず、卵管が出てしまっていることが分かりました。このままではどんどん大きくなるため、手術を行なうことになりました。

手術は、まず腹部を逆L字切開にて開腹しました。次に卵管をヘルニア内から引き出して摘出し、閉腹しました。その後排泄孔尾側ヘルニアを切除し、手術は無事成功しました

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退院時のチビちゃんです。ヘルニアが治って良かったね排泄孔の後ろの傷はエリザベスカラーだけでは届いてしまうため、ネックカラーをしています。治るまで我慢しててくださいね
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ぴよぴよちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコのぴよぴよちゃんのご紹介です。

ぴよぴよちゃんは、5歳の男の子です。9月からろう膜が茶色になり、1ヶ月前からお腹が大きいとのことで来院しました。検査をしてみると精巣が腫瘍化していました。かなり大きくなっているため、リスクが高くなりますが、手術を行なうことになりました。

手術は、まず腹壁をT字切開にて開腹しました。次に腸を除けて精巣を確認したところ、左の精巣が腫瘍化していました。まず精巣の靭帯に止血クリップを掛けて、次にレーザーメスで精巣に穴をあけて内部を超音波乳化吸引装置にて吸引しました。精巣が動揺するようになった時に背部から出血があり、確認したところ癒着が剥がれて出血していました。すぐに止血剤で止血しましたが、出血量が多いため、これ以上の作業が危険と判断し、輸血後閉腹しました。

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退院時のぴよぴよちゃんです。今回は残念ながら全摘出はできませんでした。しかし減量術はできたため、延命は期待できると思います。今後は定期的に再成長がないか確認しながら経過を見ていきましょう
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