ポンタ子ちゃんは、3歳2ヶ月の女の子です。体重が138gありました。10日前からお腹が大きいとのことで来院しました。診てみるとお腹に卵があるのが分かりました。レントゲン検査をしてみると、卵が割れており、卵に圧迫が掛からないことから排出処置ができないため、手術を行なうことになりました。
手術は、まず逆L字切開にて、お腹の皮膚と筋肉を切開しました。重度の肥満のため、肝後中隔に大量の脂肪が蓄積しており、電気メスで脂肪を凝固切断して開腹しました。次に卵管を切開して卵を摘出し、そして卵管を摘出して、手術は無事成功しました


退院時のポンタ子ちゃんです。お腹が楽になってよかったね

