バードドックを受けたセキセイイインコのれもんちゃんのご紹介です。
れもんちゃんは、4歳10ヶ月の女の子です。4月からお腹が大きいとのことで来院しました。診てみるとお腹が張っており、検査により卵管腫瘍の疑いがありました。摘出するため、手術を行なうことになりました。
手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。卵管を確認すると、腫瘍ではなく、卵材が貯留した卵管蓄卵材症であることが分かりました。まず卵材が停滞している部分の卵管を切開し、卵材を取り出しました。次に卵管を摘出して、手術は無事成功しました!

退院時のれもんちゃんです。お腹が楽になって良かったね!卵巣は残っているので今後も発情はします。食事量に気をつけて、発情抑制していきましょう。