ピコちゃんは、11歳7ヶ月の女の子です。お腹が大きいため、近医を受診したところ、詳細検査が必要と判断され紹介され来院しました。診てみると、お腹が張っており、検査により卵管蓄卵材症の疑いがありました。卵管を摘出するため、手術を行なうことになりました。
手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。次に卵材が停滞している部分の卵管を切開し、卵材を摘出したところ、卵管内に腫瘍ができていました。腫瘍を摘出し、その後卵管を摘出して、手術終了としました。

退院時のピコちゃんです。お腹が楽になって良かったですね。今後も発情しないよう生活に気をつけていきましょう。