諭吉ちゃん@セキセイインコ

手術を受けたセキセイインコの諭吉ちゃんのご紹介です。

諭吉ちゃんは、2歳9ヶ月の男の子です。昨年の春ごろからろう膜が茶色くなり、のけぞるようになりました。近医を受診し、精巣腫瘍の疑いがあるため、当院を紹介され来院しました。診てみるとお腹がふっくらしており、検査により精巣腫瘍と診断しました。飼い主さんとの相談の結果、手術を行なうことになりました。

手術は、まずお腹をT字切開にて開腹しました。次に腸を除けて、お腹の中を確認したところ、右側の精巣が腫瘍化していました。精巣の背中側を確認し、靭帯に止血クリップを掛け、次に腫瘍の漿膜にレーザーメスで穴を開け、内部を超音波乳化吸引装置にて吸引しました。少しずつ腫瘍を切除していったところ、腫瘍の背中側が少し癒着しているのが見つかりました。全て取れないと判断し、出来る限り取り除いて、手術終了としました。

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退院時の諭吉ちゃんです。今回は、全て取ることが出来ませんでしたが、9割以上取れましたので、かなりQOLが改善したと思います。今後はまた大きくなってくる可能性があるので、お薬を使いながら経過観察していきましょう

[2015年1月13日(火)]
テーマ: 小鳥大好き | ジャンル: ペット