緑ちゃんは、5歳2ヶ月の女の子です。最近発情したら腹部が大きくなってきたとのことで来院しました。診てみるとお腹は腹壁ヘルニアを起こしていました。このままでは、どんどん大きくなってくる可能性があるため、手術で治すことになりました。
手術は、まずお腹の皮膚をX字切開して、剥離しました。次にヘルニア嚢を切開し、卵管を摘出しました。そして脱出した腸をお腹の中に戻して、断裂した腹筋を縫合しました。その後余分な皮膚を整形して、無事手術は成功しました


退院時の緑ちゃんです。お腹がペッタンコに戻って良かったね


[2015年5月8日(金)]