ピーコちゃんは、4歳1ヶ月の女の子です。以前に卵管摘出とヘルニア整復手術を受けたことがあります。今回、再びお腹が大きいとのことで来院しました。診てみると、お腹が張っており、検査により卵巣腫瘍と診断しました。全て取れるかどうか分からない状態でしたが、試験開腹を行なうことになりました。
手術は、まず腹壁を逆L字切開にて開腹しました。次に卵巣にできた全ての嚢胞内の貯留液を抜去し、茎を止血クリップで結紮して切断し、腫瘍を切除しました。その後閉腹し、手術は無事成功しました


退院時のピーコちゃんです。お腹が楽になって良かったね

