ちょこぼちゃん@オカメインコ

手術を受けたオカメインコのちょこぼちゃんのご紹介です。

ちょこぼちゃんは、3歳7ヶ月の女の子です。徳島県から来院されました。1ヶ月前から便が出にくくなり、近くの鳥が見れるを受診し、検査をしたところ、卵巣腫瘍と診断されました。手術はできないと言われ、セカンドオピニオンとして来院されました。当院でも検査をしたところ、卵巣に大きな腫瘍ができていました。腫瘍内の血流も多いことから手術の成功率が低いと判断しましたが、飼い主さんの強い希望があり、手術を行なうことになりました。

28407-1_160527_TEST_0000_CV17229254.jpg
ちょこぼちゃんのレントゲン造影写真VD像です。以前に卵管摘出手術を受けているため、止血クリップが写っています。

28407-1_160527_TEST_0000_CV172292541.jpg
ちょこぼちゃんのレントゲン造影写真ラテラル像です。卵巣腫瘍が、胃腸を圧迫しているのが分かります。また排便が上手くできないため、クロアカが拡張しているのが分かります。

Image01_20160603192607de0.jpg
ちょこぼちゃんの超音波画像です。カラードップラーによって腫瘍内に血流が豊富であることが分かります。

手術は、まずお腹を逆L字切開にて開腹しました。次に腸を除けて、腫瘍のレーザーメスで穴をあけ、内部を超音波乳化吸引装置で吸引しました。腫瘍が小さくなったところで、腫瘍の茎に止血クリップを掛けて、レーザーメスで切除しました。卵巣には、他にも小指頭大から人差し指大の腫瘍が3つできていましたが、これらも全て切除し、手術は無事成功しました出血量が多かったとことから、術後に輸血も行ないました。

IMG_5889.jpg

退院時のちょこぼちゃんです。腫瘍が取れて良かったね正常な卵巣はまだ残っていますので、今後も発情しないように生活に気をつけていきましょう
テーマ: 小鳥大好き | ジャンル: ペット