タイチョウちゃん@ブンチョウ

手術を受けたブンチョウのタイチョウちゃんのご紹介です。

タイチョウちゃんは、3歳10ヶ月の女の子です。4月からお腹が大きくなり、近くの専門病院で診察を受けたところ、ヘルニアと診断されました。またその時のレントゲン検査でお腹の中にしこりがあるのが見つかっていました。お薬で経過を見ていましたが、排便が上手くいかなくなり、昨日から全くでなくなったとのことで、紹介され来院しました。診てみると、お腹は腹壁ヘルニアを起こしていました。レントゲン写真を見たところ、クロアカ内にしこりが認められました。触診から、クロアカ内で固まった糞塊が閉塞を起こし、排便ができなくなったと診断しました。このままで命にかかわるため、緊急手術を行いました。

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タイチョウちゃんのレントゲン写真です。お腹が膨れ上がり、クロアカ内に大量の糞が入っているのが分かります。

手術は、まず腹部皮膚をX字切開して剥離しました。次にヘルニア嚢を切開し、大きく膨れ上がったクロアカを確認しました。排泄孔からスパーテルを挿入し、便を崩しながら少しずつ掻き出しました。次にお腹の中に脱出した腸とクロアカを戻して、断裂した腹筋を縫合し、無事手術は成功しました

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コチラがクロアカ内に溜まっていた便です。硬い塊となっていました。

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退院時のタイチョウちゃんです。お腹が楽になって良かったねまだ腸の蠕動のリズムが不安定なので、しっかりと経過を見ていきましょう
テーマ: 小鳥大好き | ジャンル: ペット