異物誤飲性腸閉塞

異物が原因で腸閉塞を起こしたオカメインコさんのご紹介です。

昨日から下痢をして吐き気があるとのことで、8ヶ月齢のオカメインコが来院しました。診てみると下痢ではなく、尿のみを排泄し、便が出ていない様子でした。

レントゲン検査をしてみると、グリットが腸に流出して停滞しているのが見つかりました。

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コチラは、レントゲン写真ラテラル像です。腸内にグリットが並んでいるのが分かります。

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コチラは、レントゲン写真VD像です。腸閉塞により胃と腸が張っているのが分かります。

原因は不明ですが、グリットが腸内に流出し詰まったために腸閉塞を起こしたと判断し、すぐに入院治療を開始しました。消化器機能改善剤を投与し、緩下剤を飲ませて経過を見たところ、3時間ほどで繊維塊が排泄され、その後グリットも排泄されました。

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コチラが排泄された繊維塊とグリットです。

異物を排泄した後は、すぐに元気を取り戻し退院しました。心当たりがないか飼い主さんにお聞きしたところ、服の毛玉を齧ることとケージにタオルを掛けているとのことでした。時折このような異物で腸閉塞を起こすことがありますので、布や毛玉を齧る仔は十分注意してくださいね
テーマ: 小鳥大好き | ジャンル: ペット