丘ちゃんは、5歳6ヶ月の女の子です。以前から発情が強いため、発情抑制をしていましたが、急にお腹が大きくなってしまいました。検査を行ったところ、お腹の中に嚢胞ができているのが見つかりました。検査結果から卵巣腫瘍が疑われました。嚢胞を摘出するため、手術を行なうことになりました。
手術は、まずお腹を左側傍正中切開にて開腹しました。次に嚢胞内の貯留液を除去し、卵巣を確認したところ、嚢胞以外の腫瘍が多数できていました。全て摘出は困難と判断し、靭帯部分に止血クリップをかけて腫瘍への血流を遮断し、取れるだけ腫瘍を摘出して、手術終了としました。

退院時の丘ちゃんです。お腹が楽になってよかったね

