ぴぃちゃんは、3歳6ヶ月の女の子です。お腹が大きいとのことで来院しました。診てみると、お腹が張っており、排泄孔の尾側にヘルニアができていました。お腹の中には多嚢胞性の腫瘍が見つかりました。卵管蓄卵材症または卵管腫瘍を疑って、手術を行なうことになりました。
手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。お腹の中を確認すると、卵管に多数の嚢胞ができていました。まず嚢胞内の水を除去し、次に卵管を摘出しました。その後排泄孔尾側のヘルニアを整復して、手術は無事成功しました


退院時のぴぃちゃんです。お腹が楽になって良かったね

