ピカちゃんは、4歳5ヶ月の女の子です。お腹が大きいことに気づき来院しました。診てみると、お腹に軟卵があるのが見つかりました。検査により卵が下まで降りていないことが分かりました。圧迫による排出は不可能と判断し、手術を行なうことになりました。
手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。次に卵が停滞している部分の卵管を切開し、卵を取り出しました。そして卵管を摘出して、手術終了としました。

退院時のピカちゃんです。卵が取れてよかったですね。卵管は取れても卵巣は残っているので発情はします。今後もしっかりと発情抑制していきましょう。