ぶんちゃんは、5歳7ヶ月の女の子です。おしりから赤いものが出ているとのことで来院しました。見てみると卵管口が脱出していました。卵管口を整復して、レントゲン検査をしてみると、割れた卵がお腹の中に残っていました。殻を摘出するため、手術を行うことになりました。
手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。次に殻が停滞している部分の卵管を切開し、殻を取り出しました。そして卵管を摘出して、術式終了しました。

退院時のぶんちゃんです。殻が取れて良かったですね。今後も発情しないよう生活に気をつけていきましょう。